【Windows】鍵屋でライセンス購入【人柱】
前からずっと気になっていたことWindowsのライセンスについて検証してみました。解説込みなのでちょっと長いです。。。
Windowsのライセンスについて
まず、Windowsのライセンスは一つではありません。何種類かあります。
いろいろなサイトでよく説明されているのが下記3種類ですね。
①パッケージ(リテール)版
よくあるお店や通販で販売しているUSBメモリにはいっているものや、オンラインコード(キー)のみのやつです。
これはどんな端末でもインストールできます。PCを新しくした場合は旧端末のライセンスを無効化し、新端末で有効化すれば使えるみたいです。
(試したことないけど。。。)
たぶんライセンス有効化回数はほぼ無限。(裏付けがよくわかんないけど)
Amazonでも販売しているこんなのです。
②DSP版
パッケージ版に”特定のパーツが付属されている限り”使用できるライセンスです。
このAmazonの商品だとLANボードがセットされています。このLANボードが付属されているPCであれば有効化できます。
回数はたぶん無限?!
【Amazon.co.jp限定】 Microsoft Windows10 Home 64bit 日本語版|DSP版 バッファローLANボード LGY-PCI-TXD 付属
- 発売日: 2015/08/01
- メディア: DVD-ROM
③OEM版
所謂お店でPCを購入した際に最初からインストールされているライセンスです。たぶん仕組み的には上記DSP版の”特定のパーツ”がマザーボードになっているようなものです。有効化回数は1回とか言われていますが詳しくはわかりません。
これに加えてWindows10Proは法人向けということもありボリュームライセンスというものがあります。
④ボリュームライセンス
数百台、数千台のPCを管理しなければいけない法人(会社)にとって上記ライセンスはしんどいです。
メーカー等からPCを調達後、だいたいはマスター端末を作成し、sysprepをして、クローニングしていきます。
この中でライセンスをいちいち有効化していくなんてほぼ無理です。
こういう背景があるのでボリュームライセンスというのがあり、IT管理者で一括管理できるような仕組みになっています。
Windows10Proはこのボリュームライセンスがあるので要注意です。
ということで
ボリュームライセンスの有効化の仕組み
について。下記2種類があります。
MAK認証
インターネットもしくは電話で認証します。端末がそれぞれ認証するのでイメージは下図の感じです。
社内LANから端末が直接インターネットに抜けれるならインターネットで。それが難しい場合は電話で認証をします。電話の場合は台数が少なければいいけど。。。
メリットは一度認証すれば再認証がいらないことです。
KMS認証
KMS認証では各端末はMicrosoftの認証を受けません。代わりにKMSサーバを立てて、このKMSサーバがMicrosoftの認証を受けます。各端末はKMSサーバと通信すればいいだけです。
イメージはこれです。
KMSの利点は社内LANがインターネットに接続していなくてもいいことです。KMSサーバが認証を受けておけばいいので最悪KMSサーバのみ電話で認証しておけばいいです。
各端末はKMSサーバに繋がればいいです。
あれ、じゃあKMSサーバ立てれば実質端末ライセンスは無制限?!と思いますよね。たぶんそうです。詳しくは知らね。
ただしこの場合、端末は180日ごとにKMSサーバと通信しないといけません。
KMSサーバと通信できなくなると30日の猶予期間後、認証が途切れます。
(認証途切れてもその後KMSサーバと通信できればいいです)
中古の法人PCなんかはこのKMS認証になっていることが多いので要注意です。
(何せKMSサーバと通信できることがないだろうから。。。)
鍵屋について
海外のサイトで、格安でライセンスキーを販売しています。
WindowsOSはもちろん、Officeや各種ゲームのライセンスなんかも販売しています。
特徴は
・格安
・怪しい
・お手軽
・怪しい
です。
例えば上記OEM版のライセンスで既に有効化されていたら。。。
もしくは上記KMSのライセンスだったら。。。
ですがこの値段は惹かれます。
3.72ユーロ。約500円ですよ。これはネタとしてもゴミだとしても楽しそうですよね!!
検証
はい、購入してみました。
こんな感じでURLリンクの先にキーがありました。
で、この前自作した検証用PCで認証すると。。。
おやおやちゃんとリテール版ですね!
これはあたりです!ちゃんと使えそうです。
なおslmgrというスクリプトはWindowsOSのライセンス設定をしたり表示したりするものです。詳しくはぐぐってください!
まとめ
・鍵屋のライセンスOK(ただし今回は)
・Windowsのライセンスめんどくせ